読書によって語彙力を高める

子供たちの中で、読書をしないで言語能力が高い子はいません。
言語能力が高い子は、どの子も良く本を読む子です。

では、なぜ読書をすると言語能力が高くなるのでしょうか。

それは、言語能力のいちばん元である語彙力を高めることができるからです。
平たくいえば、言葉をたくさん身につけることができるからです。

国語力があるとか、言語能力が高いなどということを言い換えると、

たくさんの言葉を身につけているということなのです。

言語能力を大きく分けると「語彙力」「読み取る力」「書く力」「聞く力」「話す力」の5つです。

この中で「語彙力」こそが基礎であり、土台になります。

言葉をたくさん知っていれば、教科書、参考書、テスト問題などに出てくる言葉の意味が分かります。言葉の意味が分かるからこそ読み取れるのです。

日常生活には無い言葉

言葉をたくさん知らなければ、教科書、参考書、テスト問題などの文章は読み取れません。例えば、6年生の社会の参考書には、次のような文章が出てきます。

「一族で高位高官をしめ、政権をほしいままにした。そのため、平氏一族は貴族や寺院、武士たちに反発された」

一族、高位高官、政権、ほしいまま、平氏、貴族、寺院、などの言葉は、子供たちの日常の生活にはない言葉です。

これらは、語彙力の低い子にはとても抵抗の大きい文です。このような言葉がどんどん出てくるのですから、たまりません。

社会だけではありません。理科や国語、算数でも日常生活に出てこない言葉がどんどん出てきます。それらは、勉強、つまり学問で使う言葉なのです。

読書をしない子は日常生活の会話とテレビしか言葉を覚える水源がないので、勉強、つまり学問で使う言葉を覚える機会がないのです。

勉強、つまり学問で使う言葉は、日常生活やテレビに出てくる言葉とは違います。
日常生活やテレビに出てくる言葉だけたくさん身に付けても、勉強つまり学問には間に合いません。

ぜひ読書を通して、勉強で使う言葉を身に付けさせてあげて下さい。