「ゲームばっかりしないで勉強しなさい!」

「なんで言うことが聞けないの!?」

「努力が足りないから成績が上がらないのよ!」

と、子どもに対して一度は口にしたことがある人は多いのではないでしょうか。

夕方まで友達と遊んで、帰ったかと思えばゲームに夢中、いつ宿題をしているのか分からない、という子どもはいますよね。

保護者がそんな子どもに対して、冒頭の声かけを行うのを耳にします。

確かに、勉強ができないのは「勉強をしないから」というのは、その通りかもしれません。

しかし、実は、勉強した、してない、という内容よりも、子どもの学力影響を与える項目があります。

それは、子どもの「生活習慣」です。

生活習慣が重要な理由をいくつかご紹介します。

今回は、「朝食」について。

朝食を食べる生活習慣がないと学力が下がる

質問です。

お子様は毎朝、起きる時間は決まっていますか?

その後、朝ごはんを食べる習慣を身につけていますでしょうか?

小学校などでは、「毎朝きちんと朝ごはんを食べる」ことを推奨しています。

実は、朝ごはんを食べる習慣がある子どもは、朝ごはんを食べる習慣がない子どもよりも、15%正答率が高いという調査結果があります。
(平成29年度 全国学力・学習状況調査 報告書)

睡眠時間が短くても、その間勉強している場合は、「睡眠時間は短いが、学力は高い」というケースは存在します。

しかし、「朝食を食べない子が、朝食を食べる子よりも学力が高い」というケースは見たことがありません。

なぜなら、朝食の栄養はもちろんですが、朝食を摂ることで顔の筋肉が動き、脳が活性化しますし、内臓もおきて身体全体の代謝が良くなるからです。

「食べた方がいい」というより、「朝食を抜くと学力が落ちる」と言えるのではないでしょうか。

朝食を通して行われるコミュニケーションの習慣

我々はさらに、「毎朝、保護者とコミュニケーションをとる時間があることが学力向上にいい影響を与えるため」と、保護者に話をします。

学力はテストや作文など、自分の知識を言葉や数字で表現する形式で測られることが多いです。

しかし、学力以前に、自分の考えていることを言葉にすることが苦手な子どもが非常に多いです。

昨日の出来事はなにか、どう感じたのか。嬉しかったのか、悲しかったのか。

朝食を食べる習慣がある子どもは、

感情を表現する練習を、毎日の朝食を通して行っているのです。

その結果、テストへの解答もスムーズに行えるようになります。

朝食をとり、学習に適した生活習慣を身につけよう

裕福な家庭の子どもと自分の子どもを比べて、うちは・・・と比較することがあるかもしれません。

しかし、朝食に裕福さなどは関係がないはずです。

昨日の残り、ご飯とお味噌汁など、簡素で充分です。

同じ食卓で、同じ時間を過ごす習慣をつくることが、学校へ通う活力を作り、子どもの学力を上げてくれます。

明日からの生活が今日以上に明るくなれば幸いです。