学習塾ブランチの西原です。
「おうちで簡単!学習支援のコツ」では、小中学生の学習で、子ども達がつまずきやすいポイントと、
その解決法について紹介していきたいと思います。
お子様の学習支援に少しでも役立てれば幸いです!
割り算の式を分数で表す
5÷7を分数で表すと??
分母は5だっけ?7だっけ??となったことはありませんか?
子ども達もここで悩んでしまう子達が大勢います。
そんなときに使えるテクニックをご紹介します!
ななめに線を引けばOK
ずばり、「ななめに線を引くだけ!」です!!
これで一発で解決します!
5÷7の「÷」のところにななめ線「/」を入れます。
そうすると、5/7となりますね。どっちが上でどっちか下か分かりやすくなったと思いませんか?
分数の7分の5を式に直す時も一緒です。分母と分子の間にある「ー」を「/」に変えると、
5/7となりますので、どっちが左(割られる数)でどっちが右(割る数)か分かりやすくなると思います。
実は「単位」で使われている
実はこの形、単位として使われています。
例えば速さを表わす単位 km/時 m/分 などと表しますね。
速さは「距離÷時間」です。つまり「距離/時間」 これが単位として使われているわけです。
他にも密度 単位は kg/m3
密度は「質量÷体積」です。つまり「質量/体積」なわけです。
この単位が分数になっているものは、比較するために基準をそろえているわけです。
時速であれば「1時間あたりどれぐらい進むのか」これを「速さ」と言っているのです。
そしてこの分数は「変化の割合」となって関数の範囲でも登場します。
あとあと躓かないよう、しっかりと練習しておくことをお勧めします