はじめに
こんにちは。学習塾ブランチ エンジニアの樋口です。
本日は「心理的安全性の作り方(石井遼介 著)」の第1章について、内容のまとめをしていきたいと思います。
第1章はそもそも心理的安全性とはなにか、どういった構造から成るものなのかについて記載されている章でした。
しっかりと内容を抑えることが、以降の話をしっかりと捉えることに繋がるはずです。
30秒でわかる第1章
心理的安全性とは「チームの中で提案したり意見に反対したりしても大丈夫であると信じられる信念」のことです。
心理的安全性が高いと、「学習するチーム」となり成長が促されます。
ここでチームとは「1つのゴールに向かい活動する集団」のことを指します。
心理的安全性には「話しやすさ/助け合い/挑戦/新奇歓迎」の4因子があります。これらを高めることが、心理的安全性を高めることに繋がります。
心理的安全性を高めるには「行動・スキル/関係性・カルチャー/構造・環境」の3段階に対してアプローチを行います。
その内「構造・環境」は最も変化しにくいため、基本的には「前提」として捉え、その中で可能な取り組みを模索することになります。
第1章の考察まとめ
第1章を家庭・学習環境に応用するポイントとして重要なのは、心理的安全性を構成する各要素について、「家庭・学習環境ではどのようにとらえるするか」になります。
具体的には「チーム/話やすさ/助け合い/挑戦/新奇歓迎/行動・スキル/関係性・カルチャー/構造・環境」の8項目です。
- チームの構成員はだれか、目標は何か
- なんの話しやすさを求めるか
- 前提となる構造はどのようなものか
こういったことを一つひとつ考えてゆくことで、「家庭・学習環境での心理的安全性とはどういうものか」が見えてくる気がしています。
次回
今回は1章の総括をシンプルにまとめてみました。
心理的安全性の前提知識がある程度把握できたように思います。
次からは第2章を読み進めていく予定です。
ここまで読んでくださいまして、ありがとうございました。