学校の授業はわかるのになぜテストの点は取れないの?
①勉強の最初
各校舎で生徒の勉強を見ていると、「社会が分からない」「英語が分からない」「数学が分からない」と、ふわっとした相談を受けます。
社会の何が分からない?
と尋ねると、
「んー、全部!言葉とか。。もうほんと好かん!」
と考えることをやめてしまいます…。中学校の頃の自分を見ているようで、気持ちは良く分かります。
まさに、
「何が分からないのか分からない」
状況、ですね。思うに、「勉強(理解)」は「知っているか?」「知らないか?」【認知】することから始まります。
街中で走る車を指差し、
「あれは何?」
「あれは車だよ」
食卓で、
「お醤油取って」
「醤油ってどれ?」
「これ」
「あ、これね」
と、(例が拙い点は置いておいて・・・)全ては【認知】することから始まります。
認知すると、【理解】が始まります。
「あれは”車”っていうんだ」
「”醤油”はこれなんだ」
という状況。学校の授業はこの【理解】までです。
「授業を聞いているときはわかる」【認知→理解】が非常にスムーズに行えており、授業を行う先生も伝え方を工夫しているので、そのときは理解できるんです。
しかし、テストの点数は上がらない。なぜか?
理由はあります。
続きは次回。